ダイエットには水分が不可欠!

水分補給は、どんな人間にも不可欠です。
スポーツの時や、熱中症予防には水分補給が大切というのはもはや常識ですが、実はダイエットのときにも、水分補給は不可欠なのです。

なぜダイエットにも水分が重要なのか?
今回は、この点を解説します。

人間の身体は水で出来ている

人間の身体は、約60%が水分で出来ています。
この水分は、食べ物の消化吸収や老廃物の運搬にも使われます。
このため、水分が不足すると、血液中の水分が減ってドロドロになり、血液の流れが悪くなり、栄養素や酸素を身体の隅々まで運べなくなってしまいます。

体脂肪は、遊離脂肪酸として血液中に溶け出した後、血流に乗って全身に運ばれ、そこでエネルギーとして消費されます。
しかし、エネルギーを必要としている細胞にたどり着けなかった脂肪酸は、再び体脂肪として合成されてしまいます。

このため、血流が滞りやすい部位では、せっかく溶けた体脂肪が再合成されやすく、ダイエットには大きなマイナスとなってしまうのです。

また、水分不足は便秘にも繋がります
便秘で3日以上も便が出ないと、その間もちゃんと食事をしているのに、どこにそんなに溜まっているんだと思うことがありますよね。
実は、便の体積というのは8割以上が水分なので、水分が抜けた便は体積が小さくなってかなりの量を大腸にためて置けるのです。

しかし、水分不足で固くなった便は、大腸や直腸に詰まって便秘を長引かせ、老廃物の排出が出来ずに身体に様々な悪影響を及ぼします。
便秘解消のためにも、水分補給は重要なのです。

脂肪を燃やすのすのにも水分が必要

遭難事故のニュースなどで、次のような話を聞いたことがあると思います。

「人間は飲まず食わずだと7日も持たずに死んでしまう。しかし、水さえ飲めば30日近くは生きられる。」

人間にとって、水が如何に重要かが分かる話ですが、これはよく考えると疑問が湧いてくる話です。
人間が生きるために必要なエネルギーは「カロリー」という単位によって表されます。
カロリーが大きいほど、たくさんのエネルギーを持った食材ということです。

しかし、水は「0カロリー」なのです。

なぜ、水は0kcalなのに、水さえ飲めば30日も生きられるのでしょうか?
それは、水が体脂肪の燃焼を促すからです。

人間の身体は、体脂肪というカロリーの備蓄があります。
体重60kg、体脂肪率20%の人の脂肪量は13kg

体脂肪は1kgで7200kcalですから、93600kcalの備蓄があると言うこと。
1日の消費カロリーが2500kcalだとすると、37日間生きられる計算になります。

しかし、実際には水がなければ1週間も持たず、水さえ飲めば30日近く生きられるのです。
体脂肪をエネルギーとして燃焼させるためにも、水は不可欠ということですね。

どのくらい水を飲めば良いのか

ダイエットにも水が重要なのがわかったところで、ではどのくらいの水を飲めば良いのでしょうか?

ライザップでは「飲料水として」女性で1日2L、男性で1日3Lの目安にすることを推奨しています。
もちろん、これは個人個人の体格や運動量によっても変わってきます。

飲料水の他にも、食事から摂る水分は平均1Lほどと言われていますが、ダイエット中は食事量が減るので、それを補うためにも飲料水で飲むことが重要です。
言うまでもありませんが、ジュースなどのカロリーがある飲み物は控えましょう。

また、お茶やコーヒーにはカロリーがありませんが、カフェインには利尿作用があるので、せっかく飲んだ水分を失ってしまいます。

ミネラル補給のためにスポーツドリンクを選ぶ人もいますが、日本人の食事は日常的に塩分過多気味なので、特に水分と一緒に摂る必要はないと言われています。
よっぽど大汗をかいた時以外は基本的に水で十分で、スポーツドリンクを飲む際は半分に薄めて飲むのがちょうどいいでしょう。